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[冬の紫外線対策]

 猛暑だった夏も過ぎ、さわやかな秋がやっと訪れたと思ったら、朝・夕と冷え込んで冬ももうすぐと思う日もあります。かぜをひかないよう衣類の調整をこまめにしましょう。

 さて、紫外線がしみ・しわの原因となることについては皆さんよくご存知かと思います。紫外線からお肌を守る日焼け止め剤について、夏がおわっったからしていませんという患者さんが少なくありません。また、家の中にいるから使用していませんというかた、クラブ活動で真っ黒に日焼けしていても子どもだから大丈夫というかたもいらっしゃいます。しかし近年のオゾン層の破壊で紫外線の量は増加しています。1年中、紫外線A波、B波は地表に届いていますし、最近、紫外線は長年体内に蓄積して悪い影響を及ぼすことがわかってきました。ですから子どものころから紫外線対策は必要です。

 紫外線は波長の長い順に、UVA、UVB、UVCの三種類があります。
UVCは地表に届きませんが、UVAは真皮まで到達して長い年月かけて蓄積し、コラーゲンの減少、エラスチンの断裂を早めて「しわ」の原因になります。窓ガラスを通しますので車の中、家の中でも窓の近くは安心できません。UVBは5月から9月に多く、ガラスを通りませんが表皮の基底層にあるメラサイトに異常を起こしてメラニンを過剰に産生して「しみ」をつくり、皮膚がんの原因にもなります。

 年間紫外線量の多い鹿児島と少ない秋田の人を比べると紫外線の多い地方ではしみは20歳、しわは6〜8歳早く現れるという調査もあります。18歳までに人生で浴びる紫外線量の半分を浴びるというデータもあります。今日あびた紫外線は明日のしみ、しわになるのではなく、長年時間をかけて生じます。

1) まず朝洗顔をしたら、その場で日焼け止め剤はつけておく。
2) ゴミだし・洗濯物をベランダに干す時など短時間でも用心する。
3) 曇りや雨の日でも油断しない。
4) 子どもの時から、日焼けに気をつける。(過度にならないように)
5) 腕や手も手袋や、ジャケットでカバーする。

以上を守って、いつまでも健康な若いお肌でいましょう。




西井皮膚科クリニック
西井貴美子
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