Blog

[ 夏の出来事 ]


この夏はいろいろあって疲れた。
9月9日の日曜日は熱を出して寝込んでしまった。しかも、突発性難聴というおまけがついてきた。 少し、体を休ませなければならないかしらと思っている。

夏の一番大きな出来事は、ボルガ(私の可愛がっていたハスキー犬)の死である。13年目なので、特に短命だったわけではないが、悪性腫瘍で、暑い盛りに苦しんで死んでいったのが残念である。姿も犬というよりオオカミのようで、人間のご機嫌を窺う事はしないで、終始マイペースで悠然としているのが好きだった。散歩のとき、引張られ放しだったり、臭いをかぐのに何回も止まるのは迷惑だったが。

3年前の夏、例年なら食欲が落ちて、ドッグフードは食べなくなり、魚をあげたり、ご飯を混ぜたり、肉屋さんから骨を分けてもらったり、苦労するのだが、その年はガツガツとものすごい食欲で、水もガブガブ飲んで、朝取り替えてあげたのに昼には空っぽになっていた。
そのうち、やせてきたので、これは唯事ではないと動物病院へ連れていった。血糖値がスケールアウトする位高かった。数週間の間に、糖尿病性白内障で失明した。インシュリン注射を開始したが、コントロールがむづかしかった。年2回生理出血があるが、その後血糖値がドンドン高くなり、一時は124単位もインシュリン注射が必要だった。そしてピークが過ぎると、今度はドンドン下がって、インシュリンの減量が間に合わないで、低血糖にしてしまった事もあった。それで、毎朝散歩に連れて行って、血糖のチェックを欠かさなかった。
3年目の今年は、安定期に20単位くらいまで減量できた。去年は40単位くらいまでだったから、糖尿病はよくなってきていると思っていた。 一昨年は、乳癌を併発して手術。去年は再発かと思って手術して病理組織検査したら、乳腺症だった。今年の7月には肛門の腫瘍を手術したが、これが悪性腫瘍だった。その時、麻酔下に腹部触診で大きな腫瘍が見つかった。暑いし、糖尿病があるので、手術のリスクが高いし、肛門腫瘍の手術をしたばかりなので、そのまま様子をみる事にした。秋涼しくなったら手術出来るか考えようと思っていたが、7月の最後の土曜日に倒れてもう起きあがれなくなった。あの暑い日曜と月曜と苦しんで火曜の早朝息絶えた。倒れた朝も散歩に行ったし、食飼もしたし(2〜3日前から食べ残すようにはなっていたが)まさか、そのままいってしまうとは。

ふっとボルガの臭いがしたり、手指にボルガの蝕感を感じたりして、その度に涙がにじみ出てくる日がしばらく続いたが、もうそろそろ2ヶ月が過ぎて、そういう事もなくなった。


鈴木 弓
[コラムのINDEXPAGEへ戻ります]